歯ブラシの起源
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歯ブラシの記録には諸説あり、最古と思われる記録は紀元前1500年頃のエジプトのパピルスに記述のある房楊枝と呼ばれるもので、細い木の枝をブラシのように一方の端を噛み砕いて使用した。 又、楊枝で歯を磨く習慣がいつから始まったかは不明だが、仏典に釈迦が楊枝を使って地に投げたところたちまち根づいて大木となった話があり、当時既に楊枝が使用されていたことがうかがわれる。 日本でも歯ブラシが一般化するまでは房楊枝が一般的に歯磨きに使用されていた。 アメリカ歯科医師会によると、1498年に中国の皇帝が豚毛を骨の柄に植えつけたものを歯磨きに使用したものが、最初の歯ブラシであるとしている。 しかし1223年に宋に留学した禅僧の道元が現地における歯磨きの習慣を記述しており、実際の歴史はさらに古いものと思われる。 17世紀ごろからヨーロッパでも使用されるようになるが、19世紀に大量生産されるようになるまで一般的ではなかった。 |
国内の歯ブラシの起源
日本で現在のような歯ブラシが作られたのは明治5年。明治23年の第3回内国勧業博覧会で歯刷子(ハブラシ)の名称で出品されたのが、「歯ブラシ」という言葉が使われた始まりといわれる。
インドから輸入したイギリス製の歯ブラシを見本に、鯨のヒゲで柄を作り、馬の毛を植えたのが、現在の歯ブラシの原型。
その後、1903年(大正3年)に小林富次郎商店(現在のライオン㈱)が「萬歳歯刷子」を発売。 |
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歯ブラシの歴史
明治中頃 | 江戸時代より続いた綿花生産の衰退が始まる。 当時の八尾町にて農家の副業として技術指導を受けてブラシ植毛が始まる。 |
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明治38年 |
歯ブラシ業者は東平野、谷町、天王寺に集中するが、八尾にも植毛工場が数戸存在する。 |
大正3年 | 「大阪刷子同業組合」設立 |
大正4年 | 従来の木製や竹製の歯ブラシ柄からセルロイド製柄の歯ブラシ製造が始まる。 |
昭和26年 | 従来の獣毛による植毛にナイロン毛が加わる。 従来の手作業による植毛作業から自動植毛機の輸入で生産が飛躍的に上がる。 |
昭和32年 | 「八尾刷子工業協同組合」設立 |
昭和36年 | 歯ブラシのJIS規格制定 |
昭和48年 | 「全日本ブラシ工業協同組合」に名称変更 |
昭和53年 | 歯ブラシの家庭用品品質表示の実施 |
昭和62年 | 歯ブラシ使用限度統一表示及び、ISOによる歯ブラシの硬さ規格の決定 |
平成5年 | 11月8日を「いい歯の日」に制定 |
平成17年 | 近鉄八尾駅前に「歯ブラシモニュメント」を設置 |
平成18年 | 組合自主規格「品質推奨マーク」の実施 |
平成26年 | 組合創立100周年を迎える |
国内生産量
国内でおよそ「4億5千万本/年」が生産されており、歯ブラシの生産は全国の50%以上が大阪府で、全国1位となっております。
また、大阪府の中でも生産は八尾市に集中し、地場産業となっております。
近鉄八尾駅前には歯ブラシ型のモニュメントが設置され「生産高日本一」を記念しています。
歯ブラシの使用感
毛の仕様 | ヘッドの大きさ | ![]() | |||||||
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Dr.オーディン | W植毛(フラット&テーパー毛) | コンパクトサイズ | S | M | H | ||||
Dr.オーディンプラス | ドームカット・先細加工 | コンパクトサイズ | M | ||||||
ブラックオーディン | 100%先細毛 マイクロカット | コンパクトサイズ | M | ||||||
ブラックオーディン (毛腰しっかりタイプ) |
100%先細毛 マイクロカット | コンパクトサイズ | M | ||||||
スリムフィット | フラット毛・先細加工 | 超コンパクトサイズ | M | ||||||
W植毛(フラット&テーパー毛) | 超コンパクトサイズ | M | |||||||
スリムフィット | 山切りカット | 超コンパクトサイズ | M |
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会社情報
会社名 | 西脇工業株式会社 |
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代表者 |
西脇 弘 |
連絡先 |
TEL:072-999-9121 FAX:072-997-5562 E-mail:このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。 |
ホームページ | http://www.h-nishiwaki.co.jp |
事業内容 | 歯ブラシ・オーラルケア商品の製造販売 |
取扱商品 | 歯ブラシ、ワンタフト、義歯用歯ブラシ、歯ミガキセット、各種ブラシ |
従業員数 | 30名 |
保有設備 |
●コンピューターロボット植毛機 |
加盟団体 | 全日本ブラシ工業協同組合 西日本プラスチック製品工業協会 |
取引銀行 |
みずほ銀行(八尾支店)、大阪シティ信用金庫(山本支店) りそな銀行(長瀬支店)、日本政策金融公庫 |
主な取引先 | 梶原産業株式会社、株式会社夢職人、日本歯科薬品工業株式会社 アルフレッサファーマ株式会社、株式会社大創産業、青森オリンパス株式会社 |
営業本部・物流センター
所在地:〒581-0868 大阪府八尾市西山本町3-1-9本社・工場
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大正14年(1925年)歯ブラシ製造のメーカーとしてスタートした西脇工業株式会社は、今般、無事創業90周年を迎えることが出来ました事に、ユーザー様並びに関係各位、誠に感謝いたしております。 弊社は、独創的アイデアの研究・開発を常に心がけており、今日まで歯ブラシのオリジナル商品を提供し続け、「ドクターオーディン」シリーズの商品発売を機に徐々に製品の充実を図り、ユーザー様からのご支持も確かな手応えとして実感しております。 口腔ケアは健康の第一歩を念頭に「使い易さ」と「安全性」に加えて「効果的な形状」と「心地よいデザイン」を日々模索し、専門家やユーザー様のご意見も積極的に取り入れて製品開発に生かしてご提案させて頂いております。 歯周病やむし歯など歯の疾患や口腔内の健康は、年齢と共に歯の維持が難しく成りがちですが、「8020運動※」を通じて、少しでも歯の健康を持続出来るよう、歯ブラシを始め、オーラルケア商品を通じて創造力を生かした商品づくりを目指したいと思っております。 |
企業理念
私たちは“歯ブラシ作り”を中心とした「ものづくり」という事業経営を
通じて、安心・安全・信頼・感動を追及し、共存共栄を計りながら
社会生活の幸福と向上を目指すと共に、地域社会に貢献致します。
「8020運動」
1989年(平成元年)より厚生省(当時)と日本歯科医師会が推進している「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。
沿革
大正14年3月 | 大阪市において創業、歯ブラシの製造を始める。 |
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昭和21年 |
現在の八尾市に移転。 |
昭和25年2月11日 | 組織を西脇刷子株式会社とする。 |
昭和36年 | 八尾市西山本町3丁目に第2工場新設。 |
昭和40年 | 代表取締役社長に西脇慶治が就任。 同時に社名を西脇工業株式会社と変更。(歯ブラシの他にヘアーブラシ、プラスチック製品の生産にも進出) |
昭和50年 | 資本金1,080万円に増資 |
平成2年5月 | 代表取締役会長に西脇慶治、代表取締役社長に西脇弘が就任 |
平成5年 | 義歯用歯ブラシ発売。 |
平成9年10月 | 第2工場に営業本部・物流センター新築移転。 |
平成10年 | ドクター オーディン歯ブラシ発売。 |
平成13年 | ホームページ開設。 |
平成15年 | ワンタフト歯ブラシ発売。 |
平成20年 | FDA(アメリカ食品医療品局)登録手続完了。 |
平成25年 | ブラック オーディン歯ブラシ発売。 |
平成27年 | ドクター オーディンプラス歯ブラシ発売。 現在に至る。 |